南部生涯学習センターでは、地域の歴史に興味を持ちそれを独自で調べ、
まとめることを目的に活動する方を集めた講座「南部郷土史大学」を
2016年度から2019年度にかけて実施しました。
今回ご紹介する「南部郷土史大学だより」は、「南部郷土史大学」の受講者の
皆さんが講座の中で調べたり、発表したりした内容をまとめたもので、様々な
テーマと視点から郷土の歴史が説き明かされています。
例えば、2018年5月に発行された創刊号を覗いてみると、古文書「天澤寺殿三百年記録
−今川義元の法事−」や南部生涯学習センターの近隣の地名の由来などといった
多岐に渡るテーマが取り上げられています。
また、それぞれの文章からは受講者の皆さんの歴史に対する熱い思いやフィールド
ワークを楽しんでいることが伝わってきます。
今年度からは、受講者の皆さんが中心メンバーとなり、新たに認定団体
「南部郷土史大学」としてスタートします。これまでの講座の枠を超えて、
より自主的で活発な活動になると共に「南部郷土史大学だより」も更に号を
重ねていくことでしょう。
南部生涯学習センターでは、これからも様々な機会を通じて多くの方に
郷土の歴史を調べることの面白さや魅力を感じて頂ければと考えています。
「南部郷土史大学だより」は、現在第22号まで発行されており、南部生涯学習センターの
ほか各生涯学習センター、市内図書館でも配布しています。
ぜひ一度「南部郷土史大学だより」を手に取って、郷土の歴史の1ページに触れて
みてはいかがでしょうか。(A.M)