葵生涯学習センターでは、6月20日に静岡大学農学部哲学研究室と共催で、「哲学対話塾2020」をオンラインで開催しました。オンラインで講座を開催することは、生涯学習センターとしては初の試みです。Web会議アプリ「Zoom」を使用して実施しましたが、画質・音声ともに快適で、順調に進行しました。
静岡大学の先生が講師とファシリテーターをつとめ、プラトンの著書『饗宴』を題材に、前半は会読、後半はレシェク・コワコフスキー『哲学は何を問うてきたか』（みすず書房）の各章に基づいて問いを定め、哲学対話を行いました。講座資料を各受講者に直接Zoom上でファイル送信、受講者から出た意見を講師が画面共有機能を用いてリアルタイムにまとめていくなど、オンラインならではの便利な面も多くみられ、十分に対話を深めることができたと感じました。
新型コロナウィルスの流行が続く中、生涯学習センターでも、これまで同様のやり方では講座を実施することが厳しい状況にあります。オンラインを含め、皆様に安全に学びの機会を提供する講座のあり方を考えていきたいと思います。
A.Y（465文字）
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講座レポート
