コロナ感染予防のため自宅で過ごすことが増え、さらに猛暑続きの今年。熱中症の心配もあり、運動する機会をもつのがなかなか難しい夏でした。そこで、北部生涯学習センターでは 8/30、9/6と2回に渡り「夏バテ解消!理学療法士による運動講座」を実施しました。
受講生は30代〜70代と幅広く、普段から運動する方もいれば、コロナ対策で自宅に籠っていた方等様々。誰でも気軽に、椅子やマットを使って簡単にできるエクササイズを体験しました。
まずは、夏バテ判定チェック。ふくらはぎを両手で挟み、手とふくらはぎの間が空いたり、外れたりすると夏バテとわかる簡単なテストを行い、夏バテが起きる仕組みも学びました。その後、肩や腕をほぐすウォーミングアップを行い、指を使った脳トレーニングと移りました。講師のかけ声に合わせて指を動かしますが、両手とも同じ動きになってしまい、苦笑いする受講生が見られました。この他に、しわの原因となる顔の表情筋を鍛えるエクササイズは口や目を動かす運動、体幹を鍛える運動では椅子からお尻を浮かせる、床から足を上げる等の運動を実践していきました。一つ一つの運動自体は難しいものではないのですが、少しずつ負荷がかかり、筋肉が鍛えられていると体感することができました。
理学療法士の講師から運動効果についての講義と正しい姿勢で運動し継続する大切さを学ぶことで、受講生から「家で続けたい」「健康に過ごすために毎日運動する」との感想が寄せられました。この講座が受講された皆さんの運動継続と、今後も健康を維持するきっかけになればと願っています。
(M.K)