駿河生涯学習センターでは、10/15、11/5、26の木曜日、「暮らしを楽しむ季節の手仕事」(全3回) を開催しました。本講座は、自然体験活動インストラクターの指導の下、季節に合わせた自然素材でものづくりを楽しみ、自然環境について考え学ぶ講座です。
第1回の「手作り石けんづくり」では、アロマで香り付けしたはちみつ入りの石鹸と竹炭を練り込んだ石鹸を作りました。はちみつには美白・保湿・殺菌力が、竹炭には汚れやにおいの元となる細菌・老廃物を除去する力があります。実用的かつ自然素材なゆえに環境にやさしい優れものです。
第2回の「蜜蝋キャンドルづくり」では、ミツバチの生態と自然界の役割を理解し、工夫を凝らしたオリジナルキャンドルを作りました。自作のキャンドルにともる明かりを思い浮かべながら、キャンドルナイトの意義を紐解いてエコロジーについての話も伺いました。
第3回の「クリスマスリースづくり」はその由来を学びつつ自然素材でリースづくりをしました。飾りをアレンジすればお正月バージョンにもなるそうで、その後も蔓は工夫次第で数年間は活用可能とのこと。これもひとつのエコの形ではないでしょうか。
この講座のポイントは「環境の視点を持ちながら、日々の暮らしの中に季節感のある手仕事を取り入れることのできる体験講座」というところです。参加された皆様の暮らしの中に、エコを意識した手仕事が織り込まれれば幸いです。 (A.K)