藁科生涯学習センターでは、12月9日、11日に「おかんじゃけで正月飾りを作ろう」を実施しました。
「おかんじゃけ」は藁科地域の伝統的な郷土玩具です。真竹を金槌で叩いて繊維状にしたもので、子どもが相撲の軍配やお人形にして遊んだそうです。昔は全国各地で同様のものが作られていましたが、今では全国で静岡・羽鳥にしかない、貴重な郷土資源です。
当事業ではその「おかんじゃけ」により親しんでもらえるよう、折り紙飾りや松、しめ縄飾りなどで「おかんじゃけ」を飾り付け、お正月飾りに仕上げました。また、7月に開催した人材育成講座受講者の方に助手として参加していただくことで「おかんじゃけ」を通じた「つながり」を広めることができました。
今後も藁科生涯学習センターでは「おかんじゃけ」に関連した講座を開催し、地域の文化の伝承とそれを後世につなげる人材育成を図っていきます。
(M.H)