西部生涯学習センターでは、11月4日〜12月9日の毎週水曜日に「静岡伝統工芸 漆塗り弁当箱」を開催しました。
講座は全6回です。「事前に考えたデザインの形に螺鈿を切り抜く」→「漆を糊にして螺鈿を天板に張り付ける」→「弁当箱に漆を塗り、やすりやコンパウンドなどで磨く」という工程を通して完成させます。回を重ねる毎に重厚感溢れる色彩を帯びていく弁当箱に、受講者の皆様は興味津々です。オリジナルデザインの螺鈿が飾られた完成作品はどれも個性豊かで、大満足な様子でした。
作業工程の一部分ではありますが、漆塗り弁当箱を作る職人の技法を学んでいただくことができました。手間暇かけて完成させる静岡の伝統工芸品の奥深さを感じていただけたことを、とても嬉しく思います。
静岡の伝統工芸品をご自身で作ってみませんか?西部生涯学習センターでは「職人」や「伝統工芸」をテーマにした物作り講座を数多く開催します。皆様のご参加をお待ちしております!(T.H)