東部生涯学習センターでは、小学生以下の子をもつ母親を対象として、1月に「防災女子のすすめ〜楽しく備える!子育てママの防災講座〜」(全3回)を開催しました。
第1回には地震や風水害等、災害についての基礎知識を学び、第2回には被災後も自宅で安全に過ごすための対策を学びました。母親向けの防災講座ということもあり、飲食品の備蓄量の目安等一般的な備えの知識に加え、ライフラインのない環境で快適に過ごす術をピクニック等の野外体験を通して身に付ける方法等、子どもと一緒に楽しみながら取り組める防災対策も紹介されました。
最終回には親子で火おこし体験を行い、薪とマッチだけで着火し徐々に火を大きくしていくコツ等を学びました。火は危険なものとして避ける傾向もありますが、普段接する機会がない物を非常時に使いこなすのはなかなか難しいものです。むやみに危険を遠ざけず、正しい扱い方を知っておくのも大切だということを学びました。最後はお母さん達がおこした火でマシュマロを焼き、親子で美味しくいただきました。マシュマロを炙るための枝もお母さん達がナイフで一生懸命削って尖らせたものです。火やナイフを使いこなすお母さんの頼もしい姿が子ども達の目にも焼き付いたのではないでしょうか。
東部生涯学習センターでは今後も女性向けの防災講座を企画していきます。
お楽しみに。
(M.S)